仙台と秋田の食生活
こんにちは、サヤヤブです。
住む土地が変われば、口にするものも変わる。これは秋田や東北に限ったことではないですな。
同じ東北内でも、仙台と秋田では食卓に並ぶメニューがガラリと変わって面白い。
ただね、最初にひとつ。
こういう話をすると
「やっぱり秋田は食べ物がおいしいですよね」と返されるけど、そうじゃない。そうじゃないんだ。
土地それぞれの食に優劣をつけている訳ではなくて、
「宮城もおいしいし、秋田もおいしい」ただ「食べるものそのものが違う」ってこと。
秋田移住してシーフードシックになる
サヤヤブが住んでいる秋田県鹿角市は、内陸です。海の幸がうすい。
仙台で生まれ育ったサヤヤブはお魚だいすき。
仙台での食生活はお魚中心
サヤヤブは特に焼き魚がだいすき。ホッケにあじ、金華サバ……
あと大好物で数日は食べ続けられるのが、残りもののお刺身で彼さんが作る「漬け」。
筋金入りのお魚好きなもんで、お魚だけは三越まで買いに行ってたくらい。
分かってたことだけど、鹿角には魚がない。
あってもパサパサだし、高いし……(三越は意外と安いのです)
「特上」でかっぱ巻きが入ってた衝撃
先月、引っ越し後ママんが遊びに来たとき、せっかくなので近所の寿司屋から特上を頼んだ。
電話で予約して、時間になったら受け取りに行ったんだけど・・・
衝撃。
小さい。
3人前が2人前程度の桶に入っている。車で待ってた彼さんも、受け取ってきた桶を見て「え、それだけ?小さくね?」とびっくり。
まぁまぁ、味に期待しようじゃないか。
久しぶりのお寿司!わくわくで開けてみる。
衝撃part2。
巻物が多い。特上でカッパ巻きやかんぴょう巻きが入っているのを人生で初めて見た。
鹿角出身のママんもびっくり。
それとも、この店が変なのかしら。
秋田県鹿角市は肉と穀物がおいしい
郷に入っては郷に従うタイプのサヤヤブ。海の幸はないけれど、他のおいしいものはすぐに発見できました。
枝豆が主役になる美味しさ
青森の「ダケキミ」は仙台でも人気で、さすがに地元スーパーで入手はできなくても、毎年誰かかしらからもらう。
おいしいよねぇ、もう何本でもいける。
そんなダケキミが、鹿角のスーパーでは当たり前に並んでいるではないか!
うれしすぎて、毎回購入してた今年の夏。
そして、なんとなく枝豆が目につくので試しに買ってみたら
はわわわわわ(*´Д`)
ナニコレ!ナニコレ!
枝豆ってこんなに味濃かったっけ?
枝豆ってこんなに噛み応えあったっけ?
生まれて初めて、枝豆にはまりました。たくさん買ってもすぐに無くなる。
あと、海の幸があまりなくてもイカはおいしい。
肉が安い!肉がうまい!
食生活で驚いたのが、お肉の安さ。
手羽元10本を250円くらいで買える。ポン酢で煮たやつが好きなのでよく買う。
豚肉も安いし、おいしい!
名前忘れたけど豚肉専門店があって、そこに行くとバラでも小間切れでも1パック500円で買えるので、たまに行ってまとめ買いをしているサヤヤブ。
食生活の違いを楽しめるかで移住生活って変わる
海の幸が山の幸に変わったように、
「アレがないコレがない」と言っているよりもその土地にある別な良いものを見つける方が楽しめる。
かと言って、やっぱり「食生活が合わない土地」への移住は厳しいだろうなぁ、とも思う。
もしこれからまたどこかにノマドすることがあったら、「その土地の食」は一番先にチェックしておきたいポイントかもしれない。