秋田県に「なんとなく移住」してみました
はじめまして、こんにちは。
2017年8月に、仙台から秋田県鹿角市に田舎移住をしてきた31歳です。
どうぞ「サヤヤブ」と呼んでくださいませ。
「どうして秋田・鹿角に?」とよく聞かれます
秋田に田舎移住してから早3ヶ月。会う人会う人に「なんでまた」と聞かれている。
これが例えば、石垣島移住なら聞かれないんでしょう。
単純に「小さい頃の夢」と悲しい空き家が移住の理由
4つ下の弟が生まれるとき、サヤヤブ母は里帰り出産をした。サヤヤブ、自然と数ヶ月真冬の鹿角を経験する。
その頃からなんでか分からないけれど
「大きくなったら鹿角に住む!」が口癖になったサヤヤブ。
小さいころは「盲目的な田舎信者」だったんだなぁ、と最近思う。
秋田県に移住した理由のひとつは、この「小さい頃の夢」実現のため。それからもうふたつ。
今住んでいるサヤヤブ母の実家、ここ数年は空き家になってた。
家というのは悲しいもので、人が住まなくなるとものすごく寂しくなる。廃墟感がすっごい。そりゃもうすっごい。
昔たくさん楽しく過ごした家が、こうして廃れていくことが悲しかった。
それから最後の理由は、墓参り。
墓参りをちゃんとできないのが常に気持ちをざわつかせてたのです。
秋田って、東北って、特に魅力的な「田舎ブランド」は無い
こうして大した理由もなく秋田に田舎移住をしたサヤヤブ。
しかし元々海外生活も経験したりと「移住志向」自体はつよかった。でもねぇ、やっぱり最初は
沖縄!とか
四万十!とか
石垣!とか
鳥取とかもいいね!とか
なんかそういうブランド力の強い土地に憧れてた。
検索してみると分かるけど、東北移住系のブログってあんまり無い。沖縄とかすっごいあるのに。
秋田移住で思い浮かぶのって、ギバちゃんくらいだ。
だからこのブログも、そんなに需要があるとは思えないんだけど、気負わない田舎移住をしたい人がいたら参考にして欲しい。
だから勝手に供給していくよ。
田舎移住に「失敗」と「成功」はあるのか
さて、「田舎移住」というと必ず付いて回る言葉が「失敗」「成功」のふたつ。
そもそも住む場所を変えるだけで失敗もくそもあるのでしょうか奥様。
よくいる田舎移住の成功者・失敗者
じゃあ、世間一般でどんなのが田舎移住の失敗で成功なのかいくよ。あくまでもイメージだよ。
田舎移住成功者→地元の人と農作業!海でリア充!大自然でキラッキラ!
田舎移住失敗者→なんか地元の輪に入れないし仕事もないしどうしよう
たぶんコレ。
田舎移住とワーホリって似てる
この感じ、すごくワーホリに似てるなぁって思うの。(サヤヤブもワーホリ経験者)
海外生活に憧れてワーホリに出る人って多いけど、しっかり満喫して英語もやって「成功」して帰る人と
なんで来たんだっけ状態でモヤモヤして帰る人がいる。
サヤヤブは別にそれを「失敗」とは思わないけど。
そもそも海外でも田舎でも、成功か失敗か、どうして白黒つけようとするのか。
気負いすぎなんだよね、移住に対して。
3ヶ月過ごして感じた田舎移住の魅力
秋田県に田舎移住して3ヶ月。季節は夏からすでに冬に変わろうとしています(どこいった秋)
そんなサヤヤブが見つけた東北移住の魅力は、気負わない移住が出来ること。
ワーホリ的なつながりがうれしい
彼ら彼女らもまた移住者なので、そんなつながりから割と「移住者コミュニティ」みたいなのが広がる。
これまた「ワーホリっぽい」感じ。
で、サヤヤブはそういうの好き。
ワーホリ以外でも海外生活してたサヤヤブだけど、「日本人コミュニティ」って大好きだったから。
せっかく海外にいるのにと、かたくなに嫌がる人もいるけど、同じ境遇の人達との交流って安心するし楽しいもの。
いいじゃないか、「なんとなく移住」
田舎って基本地域おこしが盛んだから、地元満喫しなきゃみたいなプレッシャーが少なからずあるもんです。
でもねー
でもねー
最初からそういうのばっかり頑張ってたら疲れちゃうよねー
「なんとなく移住」で、いいんじゃないかな。
この土地の魅力とか聞かれても正直よく分からないけれど、「なんとなく好き」だし。
失敗も成功もない、「なんとなく移住」が叶うのが東北
明確な目標が無くても「なんとなく移住」が東北なら出来ます。
南の島もきっと出来ると思うけど、移住者多すぎてプレッシャーもすごいと思うw
なんのプレッシャーもなく、ただなんとなく楽しむ田舎生活。
それが叶うので、定住しなかったとしても失敗とか成功とかってはきっとならない。意識高い生活とかキラキラ生活に疲れたらおすすめの移住先ですw