犬を連れての田舎移住
サヤヤブには3匹の犬がいます。
最初は2匹だったんだけどねぇ。
「仙台から東京に引っ越してからもう死ぬんじゃないかってくらい元気ない実家の犬」をママんがこっちに連れてきたら驚くほど元気で楽しそうなんで、結局うちにいる。
しかも割とでかい態度でいる。
犬は空気や音の変化を敏感に感じ取る
元気になったのは「実家の犬※ポメラニアン」だけじゃなかった。
サヤヤブが仙台で飼い始めたのはシーズーとチワックス。
3匹とも引き取ったり捨て犬だったもんで年齢不詳なんだけど、とりあえずシーズーは目が見えないので散歩が嫌いだった。
特に初めての土地ではそれはもう恐る恐る、一歩一歩確認して進む。時速100m。
だから心配してたんだけど、大して障害物もないここ鹿角では最初から時速200mくらいになった。速い。
「環境の変化」そのものに弱いから、引き取った当時同様に、鹿角に越してきた当初も下痢してたけど。
うちのポメラニアンやシーズーが鹿角で元気になったのは空気のキレイさを感じているからなんだと思う。
交通量が少ないこと、夜は静かっていうのも彼らにとっては落ち着ける環境なんでしょうなー。
チワックスは図太い性格してるから仙台でも鹿角でも変わりなく元気。
そして私の住む鹿角には、川がある。
いやどこでもあるだろうけど、うちから近い。「近所に川原」が初めてなので、なんかもう飼い主の方がテンションあがってしまう。
仙台では動物病院に行くとき用に使ってた犬用カートを使って、3匹連れてってみた。
はしゃぐチワックス。
飼い主から離れないポメラニアン。
愁いを帯びた表情で川を見つめるシーズー。
そういえばこいつは川原をうろついているところを拾われたんだった。
さすがに3匹は面倒くさい。
犬との田舎暮らしにはデメリットもある
仙台では動物病院まで徒歩5分だった。そこじゃなくても、動物病院はどこにでもある。無論、トリミングサロンもしかり。
ここ鹿角には・・・
ない。
いや、あるけど、1件しかない。しかも予約制。近所の人に聞いたところ、ほとんどの人は大館まで行くらしい。
冬どうすんの・・・
「冬はいけないのよね~」
あ、ですよね。
犬や猫に不用意な延命治療はあまりしたくないサヤヤブ。
でもアトピーとか目、耳の治療で動物病院の常連だったシーズーを抱えているので、そこだけが少し不安だったり。
トリミングはなんとか自分で出来るようになろうと、トリミングセットを揃えました。
でもシーズーは無理!
結構な割合で「諦めるしかない」ことがあるのも、田舎暮らしの醍醐味といえばそうなんだけど、今のところ大丈夫なんだけど、
「治せるのに」を知ってしまったサヤヤブにはちょっと辛いかもしれない。
どこまで妥協するか。
どこまで諦められるか。
田舎移住する前にこの点はよく考えた方がいいと思う。